2008年12月31日水曜日

2008年棚卸

2009年の目標を立てるに当たって、2008年の棚卸を。

1月
・医療情報サイト構築後の残務処理
PMを初担当する30歳代女性と2年目の僕と1年目の新人で開発会社と協力してリリースさせた医療系サイトで開発期間中に片付けられなかったいくつか残務処理があり、細々とその対応をする。
会員集計ツールで正しく情報が集計できないバグが見つかった。
この機能自体の開発に携わっていなかったので仕様把握から修正までに大幅な時間がかかった。
また、担当範囲外の開発物のバグであったため、気持ち的にも甘さがあり、対応に不十分さが出てしまった。
その後、企画担当者との間に不信感ができてしまった。
信頼関係はひとつひとつ積み重ねても、ひとつの不誠実な対応で崩れてしまうことを学んだ。
最後まで『責任感』を大切にして仕事することの大切さを感じた。

2月
・簿記2級とFP3級の勉強を始める
今振り返って考えてみると、全体のスケジュールを考えずに漠然と試験日を目安に勉強を進めたために最後で対策が不十分となってしまった分野があった。
計画的に学習スケジュールを立てて勉強を進められれば良かった。
でも、働きながら勉強をするというスキルが身に付けられたのは大きな収穫だった。

3月
・男性ミュージシャン公式サイト開発スタート
サイトの基本設計、DB設計、詳細設計を行い、ドキュメントとともに開発会社へ開発依頼を行う。
初めて本格的にサイト開発担当となる。
ユーザーに直接触れられるサービス部分を担当することとなり、身が引き締まる思いがした。
また、通信キャリアが公開している各種仕様書やAPIのドキュメントを読むなどして携帯コンテンツ独自の知識をある程度吸収できた。
しかし、一部キャリアAPIの仕様を十分に把握できていない部分があり後にボトルネックとなった。
頼れる開発会社であろうと、開発物自体のみならず開発物に関わる各APIなどの仕様も熟知する必要性を感じた。

4月
・技術戦略室へ異動
携帯端末用のPHPのGDlibを使用したグラフ画像を生成するモジュール
サイト内検索に利用するクローラー開発
という目標を掲げるが、前述のサイト開発が多忙を極める。前者は動作検証まで行えたが公にリリースさせることができなかった。
上記目標を達成できなかった原因が多忙だけでなく、最終的な用途まで具体的に考えて立てた目標ではなかったため業務上の優先順位が必然的に低くなり着手できなかったという側面もあった。
この辺でまた計画性の未熟さが出てしまった。

5月
・FP3級合格
・引き続きサイト開発

6月
・簿記2級不合格
過去問を解く時間がなかった。資格試験には少なくとも2週間の過去問期間が必要なことを感じた。
・サイト開発終了
多くの失敗があった。
その中でも大きかったものは『マネジメントの失敗』『指揮系統の分散』が挙げられる。
  • マネージャーの休暇による一時的な不在によりプロジェクトのリーダーシップが落ちた
  • 本来マネジメントする立場でないプレーヤーの声が大きくなりマネージャーとの間で溝ができ始める
上記が発端となり以下の悪いスパイラルに入っていく。
  • 上記2者間のグループができてしまい正確に仕事の進捗把握や割り振りが行えなくなり始める
  • 2者の間に落ちるタスクが発生し進捗に影響を与え始める
  • 同時にさらにチーム内の溝が大きくなる
段々とチーム内の雰囲気などが悪化した場合は、一旦仕切りなおして責任分担を明確にする必要があることを感じた。
またチームの雰囲気が悪くなると納品日が迫る中、好転することは難しいと感じた。その意味でも仕切り直しなど気持ちに区切りをつけるような対策が必要だと思う。

7月
・D社キャラクターサイト開発に参加
経験豊富なエンジニアのIさんから様々な開発ツールや手法、オブジェクト指向などを学んだ。
また、エンジニアは知的労働者であるため、いかにして『考える時間』を捻出するか、そのためにいかにして日頃の業務を効率化するか、ということの大切さを学んだ。
少しでも手を動かす時間を少なくして、頭を働かせる時間を捻出するかが直接パフォーマンスに影響することを痛感した。

8月
・引き続きサイト開発
企画担当者が非常にクオリティーを重視する人であり、求められるもののレベルの高さを感じた。
同時に仕事の面白さも大きくなり非常にやりがいを感じた。

9月
・夏休み

10月
・人事による自己啓発研修
自分の仕事や会社に対する考え方を見つめられる良い機会になった。
簡単にまとめると、
会社は成長し次の更なる高みに達するためのフィールドである。
仕事とはそのための具体的なアクションであり、自分が成長するための栄養素である。
仕事から吸収できるものがなくなったら次のフィールドへ移り常に研鑽するべきである。
自分はすべてのビジネスパーソンとの競争の中で仕事をしていることを忘れてはならない。一瞬の気の緩みが大きな差となり自分を陳腐化させる。

11月
・サイト開発終了
無事リリースした。成功するプロジェクトに必要なものはプロジェクト管理能力と同じ位にプロジェクト管理する人の『技術力』が大切であることを学んだ。
考えてみれば当たり前だけど、昨今プロジェクト管理に焦点を絞った開発についての本やトピックスが多かったため『プロジェクト管理能力=プロジェクト成功の十分要件』という考えがあった。
この考えは反省し技術に対する知識に貪欲になるように心掛ける。
その他、SoftBankのWidgetやドコモのマチキャラの開発など新技術を社内でいち早くサイトへ導入し多くのノウハウを誰よりも早く吸収できた。
・簿記2級リベンジ
無事合格。

12月
・S社キャラクターサイトリニューアル開発スタート
初めてプロジェクトの全体管理を任せられる。メンバーは僕と業務委託2名。
2月頭リリースという厳しいスケジュールであり、肝は開発の土台を固めるためのスタートダッシュだと感じた。
設計とサイト仕様の把握を早めに着手しつつ、ベースとなる共通関数を書き上げた。
そのお陰で年内のスケジュールは予定通り進めることができた。

窓使いの憂鬱設定ファイル

Windows 2000/XP用キーカスタマイズソフトの『窓使い憂鬱』の設定ファイル

概要
・CapsLockと左Ctrlを入れ替える

C:\Program Files\mayu\.mayu
に下記を記述

include "109.mayu" # 109 キーボード設定
keymap Global
###CapsLockと左Ctrlを入れ替える###
key *LeftControl = *英数
key *英数 = *LeftControl
mod ctrl += 英数
mod ctrl -= LeftControl
key C-I = ↑
key C-J = ←
key C-L = →
key C-K = ↓
key C-S-I = S-↑
key C-S-J = S-←
key C-S-L = S-→
key C-S-K = S-↓
###左WindowsキーにBackspaceキーを割り当てる###
mod windows -= RightWindows
key RightWindows = BackSpace

2008年12月18日木曜日

簿記2級の結果

合格しました。
今日、封筒の郵便物が届いていて表紙に「折り曲げ厳禁」と書いてあったので、「これは!」と思ったところ、案の定合格の二文字。
うれしかったぁ。

正直、試験の出来は芳しくなくて落ちただろうなぁと思ってたところ、合格ラインギリギリの70点だった。
問題も例年よりも難しくて合格率も27%とやはりこれも例年よりも低かった。

資格試験って短期間のマイルストーン設定としては本当にいいものだと思う。

長期の目標を据えて、フェーズごとに中期の目標を立てて、資格試験という短期目標をひとつひとつクリアしていく、っていうのが効率的な目標達成の方法だと感じる。
資格って言う尺度で測れない目標はこの方法は難しいけど。

それはさておき、もう12月も後半となり来年のプランを練り始めている最中。

前回でも書いたけど、2009年は技術を一からみっちり勉強して、技術者としての全体的な底上げを目指す。

まずは、と考えているのは応用情報技術者試験の合格。
その前段階として基本情報技術者試験に合格せねば。
3年もこの業界で働いてて、基本情報すら持ってないなんてちょっと恥ずかしい。

それと最近立ち上げた社内の技術者の勉強会を続けて、会自体を活性化させていきたい。
社内のスペシャリストに講師をお願いしたり、何か新しい技術を使って作ってみてもいいかも。

ちゃんとした目標を設定したらスケジュールとともに、またここにまとめようと思う。