2008年11月15日土曜日

簿記2級試験

明日は簿記2級試験日。
前回6月に受験したときは8点足りなくて不合格となり、今回はそのリベンジ。

9月ごろから参考書からやり直して今日まで2ヵ月以上勉強してきて、明日その真価が問われる。

会社の人に「なぜ簿記?」と聞かれることが多い。職種がエンジニアだけに尚更聞かれる。
理由は以下の通り。

・損得勘定ができないと、言われた通りのモノを作れるエンジニア以上になれない
・コスト意識が身につかないと、仕事の無駄が分からないで、非生産的な仕事しかできない
・自分はスペシャリストにはなれないと思っているので、エンジニアとして別の強みを持つ必要がある
・簿記や会計の知識はどの会社でも必要とされ横展開しやすい

こんなところ。

今回この勉強を続けていて自分なりの勉強のペースや手法をいくつか身に付けられた。
その点が簿記知識以上の大きな収穫となった。

自分が最終目標とするところが最近ぼんやりとながら見え始めてきて、その目標へ到達するにはやはり多くのインプットが必要なのは確かだ。

そのためにも、今回身に付けられた勉強するという習慣は大きな強みになると感じている。



少し話は逸れるが、簿記の試験が終わった後の話を少し。

今後はスペシャリストにはなれないまでも、この業界で食っていく以上はこの業界の知識も多く取り入れていかなくてはと感じている。

すくなからず簿記を取ることがマネジメント職となるための布石とする思惑があったが、技術を知らずにマネジメントができるはずもなく、正直に言うと簿記など別の強みを身に付けようとしているのは技術者として自信がなくて、でもそれでも技術的知識を身に付けていかなきゃいけないという現実を直視できない弱さというか、覚悟ができていないという気持ちの表れだったと思う。

上でも書いたが、最近ぼんやりと自分の目標とする像が見えつつあり、見えることで段々と覚悟も固まってきた。
だから、これからは現実を直視して前向きにこのインターネット、システム構築の知識を基礎からしっかり身に付けていこうと思う。

以上宣言。